The Society for Research on Collaboration in Language Learning
ウセノワ・ジャルキン (キルギス国立総合大学)
アブディカディロワ・アイディナ (キルギス共和国日本人村開発センター)
2015年4月16日に公開授業を実施しました。
学部の日本語の先生方、キルギス語の先生1名が見学に来られました。
担当のクラスは大学の2年生初級上レベルです。
教案はこちら
この教案について、池田玲子先生がコメントをしてくださいました。
公開授業をされたのですね。それは素晴らしいことだと思います。日本語の教師だけでなく、
英語やキルギス語の先生も参加されたとのこと、これはとても意味のあることです。添付の教案を見せてもらいました。日本について学生さんたちが、どんなことを言ってくれたのか、
とても知りたくなりました。日本語を学習する学生たちが、自分の思いや考えを自由に言える場を
教室にデザインしてあると思います。
・導入の設問のときには、学生に何を見せたのでしょうか。学生が「あれ?」と思って、きっと興味関心が高まったことと思います。
・グループは何名でしたか。話しやすいのは3名か4名ですが、教室の条件にもよりますよね。
・A3サイズの紙ならいろいろ書けていいですね。会話活動はきっと話が弾んだことと思います。途中のキルギス語は許しましたか。話し合いがふかまれば、きっとキルギス語はでてくると思います。それは禁止しなくてもいいと思います。しかし、最初は努力してできるだけ日本語にしませんか、ぐらいに言っておくと安心するのではないでしょうか。
・途中のクイズがありますね。これはもしかしたらもっと最初の部分がよかったかもしれません。答えのある課題を行うと、その後の自由な話し合いに何かえいきょうはないでしょうか。でも、この場所でよかったという場合もあるかと思います。どのような様子だったのか知りたいです。
・2回目のクイズは、その後の話し合いを自由にする意味で、効果的だと思います。2回目のクイズの後では話し合い活動はしませんでしたか。あるいは、もったいないので、次回の授業のメインの話し合い活動の前にこのクイズをするというアイディアもありますね。
・最後のまとめと内省の部分はとてもいいと思いました。きっと、ここで、この授業で自分自身は何を得て、何を次の授業課題とするのかを考えたのだと思います。
私のコメントはあまり適切ではないと思います。なぜなら、授業を見ていないからです。参加して見たかったです。
(池田玲子)